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アパレル販売員の平均給料は低い?ボーナスはどのぐらい?年収を上げるための5つの方法

2021.01.28 転職ノウハウ
アパレル販売員の平均給料は低い?ボーナスはどのぐらい?年収を上げるための5つの方法

アパレル販売の仕事に興味がある方にとって、最も気になるのは貰える給料の額ですよね。一般的に「アパレル販売員の給料は低い」なんて言われていますが、「実際のところどうなの?どの程度が相場なの?」とリアルな給料事情を知りたい方も多いでしょう。そこで今回は実際にアパレル販売員をしていた私から、販売員の給料事情について実体験を織り交ぜながらご紹介していきます。また、年収を上げるためにできる方法も併せてお伝えしていきますので、これからアパレル販売員を目指している方はもちろん、既に働いている人もぜひ参考にしてくださいね。

それでは早速、厚生労働省が公開している公的なデータと私の実体験による二つの観点から、アパレル販売員の給料事情についてお伝えしていきます。あくまで一例ですので「販売員の給料はいくら!」とは断言できませんが、ある程度の目安にはなるかと思いますので、アパレル販売員を目指している方は参考にしてください。

公的なデータから見る販売員の給与・ボーナス事情

まずは政府が公表している公的な統計データから、アパレル販売員の給料水準を見ていきましょう。厚生労働省が平成30年に実施した賃金構造基本統計調査によるデータでは、アパレル販売員を含む『販売店員』の給料は、残業代・交通費などが込みで月々24万3,200円です。また、ボーナスなどの特別給与額は38万8,200円となっています。

これらの数字から計算すると、月々の給料24万3,200円×12ヵ月=291万8,400円に38万8,200円のボーナスが加算され、330万6,600円が販売職の平均的な年収です。

ただし、こちらの年収には店長格の方、一人で何百万円も売り上げるカリスマショップ店員も含まれており、彼らによって平均値がグッと引き上げられてしまっています。そのため、実際の平均年収はおおよそ240~300万円程度と考えたほうがいいでしょう。その上、アパレル販売員は店内で着用する制服を社販で購入する必要があります。服を大量に購入する方には定価よりも安く買えるため魅力的ではありますが、単純に手元に残るお金だけを見るととても高収入だとはいえません。

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アパレル販売員のリアルな給料事情(体験談)

「政府のデータではいまいち実感が湧かない…」という方のために、実際にアパレル販売員をしていた私のリアルな給料額をお伝えします。当時の私は23歳で雇用形態は契約社員、月の規定労働時間が165時間で一般社員時の基本給が月々16万円でした。その後、副店長に昇格した時の基本給は17万3,000円です。これらに交通費や残業代が加算される訳ですが、それでも非常に低収入であることがお分かり頂けたかと思います。その上、私の勤めていた企業だけが特別給料が安いといった訳ではありません。仲が良かった近隣の大手セレクトショップの店員も、私とそれほど変わりない給料額であったため、アパレル販売員の給料は総じて低めであると考えたほうがいいでしょう。

アパレル販売員の手当て・福利厚生は?

アパレルのアルバイト場合、首都圏の平均時給は900円前後、地方になると800円以上というのが相場です。正社員になると月収17万~20万円程度、年収200万~300万円程度が相場になります。アパレル販売員はアルバイトからスタートして正社員にステップアップする人も少なくありません。実力と経験に応じて給与がアップしたり、売り上げ成績によっては特別ボーナスやインセンティブがついたりすることもあります。
勤続年数別にみると、役職に関係なく2年目からお給料が上がる傾向に。また、役職に就くことによってお給料がプラスされていくようです。スタートのお給料は安くても、1年目でしっかり経験を積めば、その姿勢が評価されお給料に反映されることが分かりました。店長やエリアマネージャーに昇進すると、月給30万円との回答もありました。
大手のアパレル企業の場合、業績によってボーナスが出ることがありますが、契約社員や派遣社員の場合は出ないこともあるようです。ボーナスが出るのは勤続年数が1年以上が多く、1年未満だとボーナスが出ないことが多いようです。勤続年数が2年以上になると給与のおよそ1か月分が支給されるようです。また、勤続年数が長くなると、その分ボーナスの支給額も上がり、役職によっては100万円以上出るとの回答もありました!
ボーナス以外の手当はオシャレ代(制服手当)、ヘアメイク代、店頭に立つ際に着用する洋服代を支給する企業が多く、42.7%の方が手当てがあったと回答しました。また、化粧品代を支給してくれる企業もあるようです。

アパレル販売員の給与を上げる5つの方法

一概にはいえませんが、上記でお伝えしたように、アパレル販売員の給料はやはり低めであることがほとんどです。しかし、努力次第では給料を上げることができ、一般的な会社員と同等程度かそれ以上の賃金をもらうことができます。そのためにはどうすればいいのか、アパレル販売員が給料を上げる方法について5つ紹介していきます。これからアパレル販売員を目指す方はもちろん、既にアパレル販売員を勤めていて「給料を上げたい」と考えている方にも有効な方法がありますので、ぜひ試してみてください。

給与が高い会社を選ぶ

これからアパレル販売員を目指す方で、「このブランドで働きたい!」というこだわりがないのであれば、最初から給料が高い会社を選ぶことが年収を上げる最も効率的な方法です。努力次第では入社してからさらに給料を上げられるため、元の給料が高いに越したことはありません。その他、ボーナスや各種手当の有無によっても年収は大きく異なってくるため、給料の高さだけでなく、ボーナスや各種手当がある会社を選ぶことも重要です。その上で会社を選ぶ際には、就職・転職をサポートしてくれる転職支援サービスを活用するのがおすすめ。自分ではしづらい給料体系の確認・交渉を代わりにしてくれたり、数多くの求人の中から条件がいい会社を紹介してくれたりするため、自分一人で活動するよりも遥かに効率的です。また、「今の自分はどの程度の年収を望めるか」という点も客観的な視点から教えてもらえるため、気になる方は一度相談に足を運んでみるといいでしょう。

インセンティブ獲得を目指す

ほとんどのアパレル企業では、福利厚生の一環としてインセンティブ制度を採用しています。インセンティブ制度とは、個人または店舗ごとに設定された売上目標を大きく上回ることができた場合、特別ボーナスとして現金を支給するという制度のこと。イメージがしやすいように、実際に私が勤めていた企業のインセンティブ制度についてご紹介すると、売上目標は「昨年の同月と比べてどれだけ売上を伸ばせたか」という点で店舗ごとに設定されていました。その売上目標を上回った場合、規定のパーセンテージを掛けて報酬が計算され、翌月の給料に合わせて支給されるという仕組みです。残念ながら私の店舗ではインセンティブを獲得することはできませんでしたが、インセンティブを毎月獲得していた店舗の同僚の話によると、毎月2~3万円の特別報酬を得ていたそうです。このように、結果を出せればその分給料に上乗せして報酬をもらえるので、「給料を上げたい」という方はまずインセンティブの獲得を目指すところから始めるといいでしょう。
反対に「目標が達成できない場合は、自腹で商品を購入しなければいけないんじゃないの?」と思われる方も多いかと思いますが、昨今ではそういった企業はあまり存在しません。そのため、「達成できるか心配…」という不安を抱く必要はありませんので、安心して売上目標を達成できるよう、日々の接客に取り掛かっていきましょう。

販売スタッフとしてキャリアアップする

給料を上げる方法として最も確実なのが、副店長や店長に昇格するということです。昇格すれば任される仕事内容や責任が増えますが、その分給料も大幅に上がります。昇格するのは簡単なことではありませんが、まずは昇格の機会を与えてもらえるように、他スタッフよりも多くの売上を上げるための接客スキルを高めていきましょう。具体的には、販売職向けのセミナーに参加してみたり、海外のお客様にも対応できるように英語や中国語の勉強をしてみたりすることがおすすめです。

また、副店長や店長には店舗運営のスキルも求められるため、一般社員の間に発注や棚卸、週報や月報などの業務に進んで取り掛かっていきましょう。店舗によっては、そういった業務は店長や副店長のみしか携われないということもあるかもしれませんが、交友を深めておけば手伝いという形で携わることは可能です。万が一それが不可能であっても、その積極的な姿勢が評価されて店長や副店長に昇格の推薦をしてもらえる可能性もありますので、積極的に行動しておいて損はありません。

こういった努力をしていればやがて昇格のチャンスが訪れますので、焦らず日々の業務に精一杯取り掛かっていきましょう。その結果店長になれれば、その後はエリアマネージャー・統括マネージャーなどを目指すこともでき、高収入を得ることも夢ではありません!

別職種へキャリアチェンジし、本社勤務を目指す

一般的には店舗で働く販売員よりも、本社で働くプレス・バイヤー・デザイナーなどの職種のほうが高めに給料が設定されています。そのため、販売職から別職種へとキャリアチェンジして、本社勤務を目指すことも給料を上げる一つの方法です。しかし、上記のような職種は非常に人気でありながら、募集人数はそれほど多くありませんので、販売員から本社勤務を目指すのは非常に狭き門となります。本社勤務を目指すなら、まずは店長に昇格して結果を出すことが最低条件となり、ハードルが著しく高いため「給料を上げたい」といった理由だけなら他の方法を選んだほうがいいでしょう。

同業他社に転職する

実際に働いてみて、上記のような取り組みをしてもなかなか給料が上がらなかった場合は、思い切って同業他社に転職するのも一つの手です。アパレル販売員としての経験・実績があれば、最初に入った企業よりもさらに高待遇の企業に転職することも難しくありません。その際には、最初から給料が高い会社を選ぶ時と同様、転職支援サービスを活用するのがおすすめです。転職に関するアドバイスをしてもらえるほか、高待遇の求人紹介を受けられることもあるため、自分一人で転職活動をするよりも、高待遇の企業に転職を成功させられる可能性が高まります。これからアパレル販売員を目指す方にとっては未来の話になってしまいますが、いざとなれば転職するという手段があるということを頭に入れておくといいでしょう。

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まとめ

これまで紹介したように、一般的なアパレル販売員の給料は他の職種よりも水準を下回ることがほとんどです。そのため、巷で言われている「アパレル販売員の給料は低い」というのは紛れもない事実であり、本当にファッションやオシャレが好きな人でなければ務まらない仕事だといえるでしょう。しかし、努力次第では給料を上げることができ、決して低くはない年収を得られることもまた事実。好きな仕事をしながら十分な額の給料を貰うことも不可能ではありませんので、「アパレル販売員として働きたい!」という強い気持ちがある方は、ぜひ一度挑戦してみるといいでしょう。

アパレル販売は大きなやりがいがある仕事ですので、「給料が低いから辞めておこう」とお金の面だけで諦めてしまうのはもったいないですよ!

 

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